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探し物が見つからないのはなぜ? 探し方のコツ

いつもはすぐに見つかる物なのに、急いでいるときに限って、なぜが見つからなくて、イライラしてしまいますよね。

「なんで」「どうして」というや怒り、「どうしよう・・・」という不安。探し物が見つかるまで感情が落ち着かず、他のことに手が付かなくなってしまいます。

怒りや不安といった感情が高まると、さらに探し物が見つからなくなるという悪循環に陥ってしまいます。

そこで今回は、探し物を見つけるためのコツについて記事を書いていきますね。

目次

探し物はなんですか? 上手に効率よく探す方法

すぐに探し始めない

何かを無くしたことに気が付いたときは、すぐに探し始めるよりも、かえって何もしない方が良いです。

とりあえず寝る猫

とりあえず寝る猫

無くし物に気が付いた直後は、焦りの感情で、心の中がいっぱいになり、冷静な判断が出来なくなっていることが多いです。

このような、普段と異なる心理状態のときに探し物をしても、かえって焦りが増して状況が悪化してしまいます。

果報は寝て待て、です。本当に寝ているだけで探し物が見つかることだってあります。例えば、誰かが借りていただけで返しに来てくれるかもしれないでしょ?

ともかく、何かを無くしたことに気が付いたときは、取りあえずすぐに探し始めるのは待ちましょう。

探し物は必ず見つかると信じる

探している物は必ず見つかる、と心から信じてください。諦めずに探し続けましょう。

捜し物

一歩一歩

物は決して、この世から無くなっていません。何処かにあります。ただ、あなたが「いまは」探すことができないだけです。

正しく探せば必ず見つけることができる、と心から思うことができたら、もう探し物を見つけるまで、あと一歩のところにいます。

まずお茶を飲んで冷静さを取り戻す

心に焦りの気持ちがあると、見つけることができる物も、見つかりません。

気持ちの冷静さを取り戻すために、まずはお茶(コーヒーでも、紅茶でも、ウーロン茶でも、オレンジジュースでも・・・何なら少量のお酒)でも飲んで、冷静さを取り戻しましょう。

お茶でリラックス

お茶でリラックス

私のオススメは、優しい香りのカモミールティー。心身をリラックスさせる効果があるハーブティです。

冷静になり、普段の心理状態を取り戻すことが、探し物を見つける前提条件です。冷静さ無くしては、探し物は見つけることができませんよ。

直感を信じる

さて、探し物を探そうとして、あなたが最初に「あそこで失くしたような気がする」と思い浮かべたところを、まず念入りに探して見てください。

直感

直感

人間は常に大量の情報を目や耳などから取り込んで頭の中で処理しています。その情報量は、スーパーコンピュータを凌ぐと言われています。

あなたは意識することができないかもしれません。でも脳はしっかりと探し物の場所を記憶している可能性が高いです。

そんなスゴイ脳が、直感という形であなたに探し物のある場所を教えてくれているのですから、その場所を探さない手はありませんよ。

最後に使ったところを思い出す

「整理整頓、使った物は元の場所に戻す」と良く耳にすると思いますし、整理術の本を読むと、大抵はそのように書かれていますね。

散らかった部屋

散らかった部屋

たしかにその通りなのですが、それが出来たら苦労しませんよね。大抵は最後に使った場所に置き忘れているものです。

取りあえず気持ちを落ち着けて、お茶を飲みながら、探し物を最後に使った、最後に見かけた、最後に身に付けた場所に思いを馳せてみてください。

まだそこに探し物があるかもしれません。

灯台下暗し。目の前を探してみる

一生懸命に探せば探すほど、見えているのに気が付かない、ということがあります。一種の思い込み、です。

灯台

灯台

マジシャンは人間の「思い込み」を巧みに使って人を驚かしますよね。探し物をしているときも同じようなもの。

まさか、手元に探し物があるはずがない、という思い込みがあって、手元に注意が向かなくなってしまいがち。

視線をちょっとだけ落として、手元や足下に移してみると、案外簡単に探し物が見つかるかもしれません。

パンツのポケットの中は探しましたか? ジャケットのポケットは? まさか・・・頭の上に?

現場百遍。一度探したところを再確認する

警察の事件捜査では、事件現場に捜査解決の糸口があるはずだから現場に100回は訪れるべし、という「現場百遍(現場100回)」の言い伝えがあるとか。

警察の捜査

警察の捜査

探し物も同じ。一度探したところに、探し物が隠れている可能性は、大いにあります。でも同じ場所を同じように探していたら、見つかる物も見つかりませんよね。

一度探した場所を改めて探すときは、

  • 「ここにあるはず」と思っている場所から、さらに10センチくらい探す範囲を範囲を広げる
  • 特に隙間は念入りに探してみる

のがコツです。

例えば、「確かハサミは、この机の上に置いたはずなんだけど・・・」と思うのなら、机の上だけでなく、机の裏側や横側、下側も調べてみましょう。

このとき「そんなところにあるはずがない」という思い込みは厳禁です。何かの拍子で探し物が動いてしまった・・・という可能性があるからです。

「なんでこんなところにあるの!」という場所から見つかることは、よくあることです。

タイムマシーンに乗ってみる

まずは今から少しずつ過去へ過去へ記憶を戻して、その時の行動を思い出して、実際に行動してみましょう。

タイムトラベル

タイムトラベル

あなたは、その時とった行動を必ず思い出します。ゆっくり、ゆーっくり、思い出してください。

実際に、過去の行動をしてみることは、あなたが思っている以上に大切です。

身体の動きと記憶は連動しているため、実際に身体を動かすことで、そのときの記憶がより早く、より鮮明に思い出すことができます。

視野を広げて探してみる

探し物を始めると、「ここにあるはずだ」と視野が狭くなり「ここには無いはず」と、無意識に思い込んでしまいがちです。

フクロウの眼

フクロウの眼

視野が狭くなると、探さない場所ができてしまいます。なかなか見つからないのは、探していない場所があるから、です。

  • もしかするとこの机の裏に落としたかもしれない
  • 本棚の隙間にあるかもしれない
  • ひっとしたら引出にしまったかもしれない

というように、「・・・かもしれない」と考えて、可能性をどんどん広げていきましょう。

探し物に呼びかけてみる

誰か人を探すとき、探している人の名前を呼びますよね。山田さんを探すなら、

「山田さーん、山田さーーん」

物を探すときも同じです。あなたがハサミを探しているのなら、

「ハサミ、ハサミ、ハサミ・・・」

と探し物の名前を呟きながら探しましょう。

呼びかける女性

呼びかける女性

人を探すのではありませんから、大きな声を出す必要はないですよ。一人で大きな声を出していたら、周りから怪しまれてしまいますからね :-p

名前を口にすることで、潜在意識の働きを促す効果があります。一種の自己催眠ですね。

潜在意識とか自己催眠とか言うと、ちょっと怪しく思ってしまうかもしれませんので、もっと平たく言い換えますと、集中力が増す、ということです。

「ハサミ、ハサミ、ハサミ・・・」と口にすることで、よりいっそう、対象物に対する意識が集まり、結果として早く見つけることができる、という訳です

つい探し物が見つからないと、「ない、ない、ない・・・」と言ってしまいがちですが、これは逆効果。

見つからない方向に自己催眠をかけてしまい、見つかる物も、見つけることが出来なくなってしまいます。つまり、どんどん、焦ってしまい、集中力が低下してしまうのです。

探し物をしている間は、ずっと呟きながら探し続けると、早く見つけることができますよ。ぜひ、試してみてください。

あなたの探し物は、誰かが持っているかも?

あなたが探している物は、もしかすると、あなたがなくしたのではないかもしれません。誰かが、あなたに黙って借りてしまったのかも。

悪戯する猫

悪戯する猫

心当たりのある人が頭に浮かびましたか? 初めに想い描いた方が、あなたの物を持っていった可能性が高いです。

あなたがハサミを探しているのでしたら、

「ところで・・・、私のハサミを見なかったかしら?」

と、それとなく聴いてみると、案外すぐに探し物が見つかるかも知れませんよ。

どうしても見つからないとき・・・

さて、探しても探してもどうしても探し物が見つからない、っていうときも、ありますよね。

四方八方、探し尽くしてみても、探し物が見つからなかったときの、最終手段です。それは・・・・・・

お手上げの女性

お手上げの女性

キッパリ諦めること。

身も蓋も無い話でアレなのですけれども、どうしても物が見つからないのであれば、気持ちを切り替えることは、とっても大切なこと。

  • なくなってしまったのは、運命だったのかもしれません。
  • なくした物が、あなたに降りかかる災難を持って行ってくれたのかもしれません。
  • 次にもっと良い物を買うことができるチャンスかもしれません。

頂き物や借りたものを紛失してしまったときは、心からお詫びの言葉を伝えましょう。あなたが真摯にお詫びの気持ちを伝えれば、その気持ちは相手に伝わるはずです。

まとめ

探し物が見つからないのはなぜ? 上手に効率よく探す方法【まとめ】

  • すぐに探し始めない
  • 探し物は必ず見つかると信じる
  • まずお茶を飲んで冷静さを取り戻す
  • 直感を信じる
  • 最後に使ったところを思い出す
  • 灯台下暗し。目の前を探してみる
  • 現場百遍。一度探したところを再確認する
  • タイムマシーンに乗ってみる
  • 視野を広げて探してみる
  • 探し物に呼びかけてみる
  • あなたの探し物は、誰かが持っているかも?
  • どうしても見つからないとき・・・