- 現金が必要でカードローンを利用してみたいけれど、カードローンは怖い取り立てとかが怖そう
- クレジットカードのキャッシング機能と、カードローンの違いがわからない
- どうせお金を借りるなら、できるだけ返済金利が低いおトクな方法で借りたい
友人の結婚式の祝儀や2次会の参加費、突然の不幸があり葬儀への参列などなど、急に現金の出費が必要になることがあります。もう少しすれば収入があるので、どうにか今だけ乗り切りたい。そんなとき真っ先に思いつくのはクレジットカードのキャッシング機能ではないでしょうか。
確かにクレジットカードのキャッシング機能で、すぐにお金を借りることができます。でもあなたが、今すぐ簡単にお金を借りたいと思っているのであれば、カードローンの利用をお勧めします。
もしかすると「カードローンは怖い」というイメージを持っていませんか。実は僕もカードローンに良いイメージを持っていなかったです。でもカードローンについて調べてみた現在では、そのイメージが変わりました。
結論から言うと、クレジットカードのキャッシング機能よりも、だんぜんカードローンでお金を借りた方が有利です。
そこで、この記事では、カードドローンとクレジットカードのキャッシング機能の違いを説明するとともに、なぜカードローンでお金を借りた方が有利なのか解説していきます。
この記事によって、あなたが賢くお金を借りることができましたら幸いです。
目次
1. カードローンもクレジットカードのキャッシング機能も、すぐにお金を借りることが可能
クレジットカードのキャッシング機能のメリットは、カード作成時にキャッシング枠を付与しておけば、必要なときにコンビニATMなどですぐにお金を借りることができることです。一方でカードローンは、審査手続きを経てからでなければお金を借りることができません。
クレジットカードの方がカードローンよりも早くお金を借りることができそうですが、実はそれほど違いはありません。カードローンも即日審査が一般的になっていて、審査時間も最短で30分程度です。また、一度カードを作れば、次回から原則として審査を受けなくてもスムーズにお金を借りることが可能です。
どちらも無担保・無保証人で、すぐにお金を借り入れることができる無担保ローンです。あなたと貸金業者(カードローンやクレジットカード会社)とによる信用取引によってお金を貸し借りが行われます。
2. 返済が簡単でシンプルなのはカードローン
カードローンは、コンビニATMや口座引き落としなど、さまざまな方法で返済ができます。返済の手続きに手間がかかりません。
一方、クレジットカードの場合、クレジットカード会社やカードの種類によって返済方法が異なります。クレジットカード会社が定める口座引き落とし日に返済をしななければならず、ATMを使っての返済が出来ないクレジットカードもあります。
また、カードローンは毎月少しずつ分割返済ができますが、クレジットカードで借りたお金は、翌月一括返済が一般的です。翌月一括返済をしなければならないクレジットカードのキャッシング機能よりも、カードローンは分割返済ができるため、余裕をもって返済ができます。
とは言うものの、借りたお金は一括返済をするのがもっとも利息の負担が少なく、おトクになります。
例えば20万円を金利15%で借りて1か月後に返済をした場合、利息負担は2,500円。1年後(12分割)ですと、利息負担は16,620円。その差は14,120円にもなります。あなたが最終的な負担を最小限に抑えたいのであれば、分割返済より一括返済を目指したほうが絶対におトクです。
3. カードローンは安全。法律によって利用者は守られている
カードローンは怖い・・・というイメージは、多重債務や高金利による自己破産について耳にしたことがあるから、かもしれませんね。でも、今はカードローンで自己破産しないように、法律が整備されていることを、ご存じでしょうか。
貸金業者による過剰な貸し付けや借り入れ等による多重債務者が増加し社会問題となったことなどを背景に、従来の法律が抜本的に改正された貸金業法が平成18年に国会で成立し、平成22年6月18日に完全施行されました。
特に重要なポイントは、貸し過ぎを防ぐために設けられた総量規制です。総量規制により、年収の3分の1を超える貸し借りができなくなり、多重債務のリスクが低減されました。
また、出資法と利息制限法の間にあった「グレーゾーン金利」と呼ばれる法律上の矛盾があり、この矛盾を逆手にとって高金利で貸し付けを行っていた貸金業者もいました。この法律上の矛盾が是正され、利息制限法の上限金利を超える金利帯での貸し付けは民事上、無効となります。現在は、上限金利が法律で適切に定められています。
このように、カードローンを取り巻く法律が整備されたことで、カードローンは以前と比較して安全に利用できる環境になった、というわけです。
4. クレジットカードのキャッシング機能は、いざというとき使えない場合も
クレジットカードの利用限度額は、ショッピング枠とキャッシング枠の金額を合算した金額になります。注意したいのは、ショッピング枠の中にキャッシング枠があるということです。
例えば、利用限度額が40万円のクレジットカードであっても、ショッピング枠で35万円を使用している場合は、キャッシング枠は5万円までになってしまいます。
5. カードローンの方が低金利で借り入れ可能
カードローンの金利は、住宅ローンや自動車ローンなどの目的別ローンと比較すると金利が高く設定されてしまうデメリットがあります。これはお金の使い道が自由であることや、無担保ローンであるという特性が影響していると考えられます。
とはいえ、クレジットカードのキャッシング機能の金利と比較してみた場合、圧倒的にカードローンの方が有利です。主なカードローンとクレジットカードの金利は以下の例のとおり、圧倒的な差があります。
三井住友VISAカード | 15.0〜18.0% |
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JCBカード | 15.00〜18.00% |
新生銀行カードローン「レイク」 | 4.5〜18% |
三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 4.6〜14.6% |
あなたが、クレジットカードのリボルビング返済を利用しているのであれば、カードローンでお金を借りて一括返済をすることをご検討ください。一般的にクレジットカードのリボルビング返済の利率は15%程度です。そのため返済残高などにもよりますが、カードローンの方が返済総額が少なくなる可能性があります。
6. カードローンでお金を借りるのも返すのも、面倒な手続きは一切なし
カードローンの申し込みは、郵送、店頭、無人契約機、電話など、さまざまな方法があります。また最近は、インターネットを使って自宅で手軽に手続きが可能になってきています。
申し込みから審査結果の連絡は、早ければ30分程度でメールや電話で連絡があります。店頭や自動契約機の場合は、その場で結果がわかる場合も多いです。
審査を通過すれば、本人確認書類を提出して契約完了となります。インターネットでの契約の場合は、本人確認書類の画像ファイルをメールで提出すればよく、書類の郵送といった手間もかかりません。
無事契約が完了しカードを受け取ったあとは、コンビニATMや店頭、口座振込などによって借り入れが可能になります。返済もコンビニATMや店頭、口座振込、口座自動引落などで行うことができ、面倒な手続きはありません。
7. まとめ。お金を借りるのならカードローンがおトク
いかがでしたでしょうか。この記事では、カードドローンとクレジットカードのキャッシング機能の違いについて解説いたしました。カードローンでお金を借りるメリットとして、
- すぐにお金を借りることができる
- 返済が簡単でシンプル
- 低金利で借り入れ可能
などがあります。また現在では、カードローンの利用者は法律によって守られています。以前のような「グレーゾーン金利」もありません。カードローンは安全に利用できるようになっています。
カードローンの利用手続きは簡単です。もしお金を借りるのでしたら、クレジットカードのキャッシング機能よりも、カードローンの方がおトクです。
この記事によって、あなたが賢くお金を借りることができましたら幸いです。そして、ご利用はご計画的に!